オレんちの人達、 カートくんにさんざんやられた障子、張替えをしてるんだ。 ぼろぼろの障子紙は全部剥がして、 新しい障子紙をはって、 あ！なんだか危険な香りがするぞ〜。 で、完成！！ 障子紙をはったら、オレんちの男の人のお父さんが立て付け悪かった…

「ほら、手袋できた」 「お、ほんとにぴったりじゃん！」 「うん。運転するときもこれなら大丈夫。本のページもめくれるよ」 「チャコールグレー？」 「そう。糸はボルドー」 「くしゅくしゅってもできるんだ」 「ほんとだ。いいじゃん！」 でも、一番いい手…

最近寒い。ものすごく寒い。オレんちの女の人、ベランダのポンカンの木を部屋に避難させたって。 まだ少し青いポンカンの実がたくさんなってる。 カートくん、それがものすごく気になるらしい。下から見上げたり、 上から見下ろしたり、 しょっちゅう見てる…

「お帰り。おつかれさん。どうだった」 「うーん。なんかよくないねー」 「そうか…」オレんちの女の人、きゅうきょ実家に帰ってたんだ。 お母さんが骨折して入院したんだって。 「えんきょりかいご」ってやつ、しばらくは落ち着いてたんだけどね…。すごく寒…

オレンちの女の人、仕事柄、ものすごい荷物を持ち歩く。 そんで、たまに持ち手が引きちぎれたりするんだって。 そんで、ものはさっと取り出せないと困るんだっていつも言ってる。 だから、もう10年以上お世話になってるカバン屋さんでたまに作ってもらうんだ…

駐車場の土の部分、霜柱だよ。 落ち葉には霜が降りてる。 ひえ〜！！水道、凍ってるよ！でも、漕ぐんだよね。 あがったら、おいしい定食を食べに行こう！

「ほら、教え子のドイツ土産」 「お！袋がイカす！」 「ほんっと、あっちのっていいよねー」これ、鹿？首が長いうさぎ？ でもね、この袋、日本のデパートのだったんだって。 中身はもちろん、ドイツのチョコレートだったんだけどね。

「今日は遅くなる」 「忘年会？」 「うん、京都時代の友達と、西荻で晩ご飯」 「あー、前言ってた、西荻に住んでる教え子のおすすめのとこ？」 「そうそう。楽しみなんだ！！」どんなも料理が出てくるんだろう。 明日、教えてもらおう。

カートくんはフクロウみたいだ。 ふくろうは福を呼ぶんだって。カートくん、うちにたくさん福を呼んでるから、やっぱりふくろう猫だね。

「たろ、ほらっ！！」 「わ！目が金色だ！」 「キンメダイっていんだよ」 「金目鯛。ほんとに目が金色なんだなねー」今晩は冷える。 オレんち、今日は金目鯛と鱈の海鮮鍋だって。 ぽっかぽかだね。

「今年こそはやろうと思ってることがあるんだ」 「なに？」 「障子の張り替え．．．」 「あー！！！」 そう。うちにはかわいい障子紙破りがいるんだもんね。

カートくんが大好きなこと、 それは日向ぼっこしながらのブラッシング！あったかい窓際で、念入りに体中をブラッシング。 背中もお腹も顎の下も頭も。 そして、ブラッシングの仕上げは掃除機で抜けた毛を吸ってもらうんだって。 だいじょうぶなんだ！掃除機！…

オレんちの女の人、 久しぶりに平日休みのカヤックだ！

カートくんはだっこが大好き。 甘えん坊だ。でも、オレんちの男の人のねこだっこ、 ちょっと変わったるんだよな〜。

晴天！ 今日はほんとにカヤック日よりだ！ 紅葉も綺麗だし、川の水も透き通ってる。 カートくんは、 日向ぼっこ日よりだね。 でも、うちの人たち２人ともおでかけで、 ちょっと不機嫌だったらしいよ。

「おかえりー」 「ただいまー」 「今日も遅かったねー」 「そうだねー」 「はやくあったかい部屋に入って、 あったかいご飯食べなー」 「ああ、そうだね！」 オレんちの男の人、 いつも帰りがとってもおそいんだ。 お仕事、おつかれさん。ほかほかご飯が待っ…

日が暮れるのが早くなった。 昼間は気持ちがいいお天気が続いてるけど、 日が暮れるとすごく寒いや。冬はもうそこまできてるな。

おれんち、今日は久しぶりにカヤック。 御岳、紅葉がきれいだー。 観光客も100万人だ！！ でも、ずいぶん寒くなったな。 オレんちの女の人、 フルドライを修理に出しちゃてるから、 今日は上がったあと寒かったみたい。 こんなときは、 あったかいごはんをた…

「何買ったの？」 「きゅうりとにんじんとセロリ」 「サラダにするの」 「西洋漬物にするの。ピクルス」 「あー、お漬物か。 世界中にお漬物ってあるんだね」 「そうそう。おいしいよ」 カートくんはお漬物は食べないね。 新鮮なイネ科の葉っぱが好きなんだ…

「今日は遅かったね」 「うん。上野に寄ってきたから」 「あー、上野好きだもんね。 博物館？美術館？」 「今日は東京都美術」 「何観たの？」 「ターナー。 学生の時に京都で展覧会観たっきりだったし、 なんか、明るい空気感の絵が見たかったから」 「ふー…

カートくんがうちに来たのが、 ちょうど４年前の11月11日。 あの日も寒かった。こんなにかわいいのがうちにいるなんて、 いまだに不思議な気分になる。これからも、元気で一緒にいような。

カートくんがいつも寝ている椅子、 だいぶ汚れてきたから この前、新しいのを買ったんだ。でも、新しい椅子にぜんぜんのらないんだって。 「前のやつの方がよかったんじゃない？」 「うーん、そうかも。 前のやつ、洗ってきれいにするか。 で、おれんちの女…

オレンちの女の人、 ベストが好きなんだって。 仕事で動いたり移動することが多いから、 温度調節がしやすいのがいいらしい。 この季節はかかせないんだって。 カートくんも、ベスト着てるんだ。 サバトラ柄のベスト。

ずーっと工事してた近くの公園、 きれいになったよ。 うれしい、うれしいおさんぽだ！

オレンちの人たちに言わせると、 これがたまらんのだって〜。うん、確かにたまらん！！

カートくん、 夏毛から冬毛に生え変わってきた。 なんだかものすごくもっふもふ。 で、オレンちの女の人が 念入りにブラッシングしたんだ。 そしたら、ほら！ こんなにシュッとしたよ！

カートくんはオレんちの男の人が大好き。 帰ってくるのを一生懸命待ってる。 そんでもって、 オレんちの男の人の足が好きなんだ。 むむむ。なんでだ？帰ってきた男の人の足を、 グルーミングするんだよ。…くさいから、きれいにしてあげてるのかな…。 朝はう…

オレんちの男の人のお父さん、 釣りが大好き。今日、釣ったお魚持ってきてくれたよ。 「いなだ」っていうんだって。「カートくんにもあげたの？」 「ああ、あげたよ。 生のと焼いたのと両方」 「やっぱり生が好き？」 「それがさー、焼いたほうが好きだった…

「すごい風だねー。今日は仕事は？」 「今日は変更になったんだ」 「そうかー。じゃあ、のんびり読書？」 「タルトタタン焼くよ。紅玉の季節だもん」 「あ、それいいじゃん！！」タルトタタンは、 紅玉をたくさん使うお菓子なんだって。 ゆっくり時間をかけ…

「ほら、たろ！今年もきたよ！！」 「あ、新米だね」 「そうそう。この季節の幸せだよ！」 「ははは。そうだね。 真っ白いご飯で焼き魚にするの」 「そうだねー！ああ、幸せー」 秋はおいしいものがいっぱいだね。