オレ、今、スバルの工場で修理中。
工場のお兄さん、やさしいんだ。
「ずいぶんひどくやられたね」
「はい。でも、だいじょうぶ。
走るのは問題ないですから」
「お、お守り買ってもらったんだ」
「はい。これで大丈夫だよって」
「そうだよ。これで大丈夫だよ。
でも、うちの人たちにけががなくてよかったね。
ぷれたろくんのおかげだよね」
「そうですか。そうだといいな」
オレ、うれしくなった。
うちから離れて、なんだか不安になってたんだ。
迎に来てくれなかったらどうしようとかさ・・・。
でも、早くうちに帰って走りたくなったよ。
緑がきれいな中を、うちの人たちといっしょに走りたいな。